2021年7月13日
その昔、立山へ登り【極楽浄土】を願えたのは男性のみ、
女性は布橋を渡り、立山に登ったのと同じ意味を求めました。
7月3日(土)は、
立山岳信仰の拠点をめぐる、芦峅寺ツアーでした。
白装束に着替え、布橋の前でパチリ。
みなさん、初めて着たとは思えないほど、とっても良くお似合い。
女子7名(うち、県内在住外国人2名)、男子2名、10名限定でした。
いつも、とびっきりの笑顔でお迎えしてくださる、
芦峅ガイドの実さん。
ツアーは、ガイドさんの話を聞きながら「芦峅寺御膳」の昼食で始まりました。
この付近の山で手摘みした、たくさんの種類の山菜。
昔、宿坊で出していた料理を再現しています。
「宿坊(しゅくぼう)とは。。」
昔、立山へ登る人たちが泊まっていた、【宿+お寺】のこと。
まんだら食堂の代表、照代さんが、
どんな山菜を使っているか、詳しく説明してくださいました。
地元のお母さんの愛情たっぷりで、美味しい。
その後は白装束に着替えて、芦峅寺雄山神社へ。
いろんな色の帯をお客様に選んでいただきました。
後ろ姿が可愛い。
立山の入り口、芦峅寺生まれ、育ちの実さんから聞くお話は、
インターネットや本で知る情報と違いリアルなので、
いつもワクワクします。
雄山神社の大木の前でもパチリ。
ポーズもばっちり決まってますね。
次は、立山博物館へ。
学芸員さんの説明を聞きながら見学。
当時数十件あった宿坊は、現在1つだけ残っています。
庭も室内も、ため息が出るほど美しいです。
次は、閻魔堂へ。
真ん中には閻魔様がいらっしゃいます。
芦峅の方は【赤とっと(赤いお父さんの意味)】と呼んでいるそう。
最後は、布橋へ。
白い布で、目隠しをして。。
この世から、布橋を渡り、あの世へ。。
今までの私の行いを「リセット」します。
良い写真ですね、見ているだけでも心が洗われます。
渡った後の気分は、遠くに見える立山の様に
すっきり晴れやかです。
芦峅寺ツアーは、また企画いたしますので、
次回の参加をお待ちしております。
↓この赤い布橋と星の写真は、ガイドの実さん撮影。
とても美しかったので、お借りいたしました。
まんだら食堂・芦峅寺ふるさと交流館→グーグルマップ
の玄関に飾ってありますので、どうぞご覧ください。
まんだら食堂・芦峅寺ふるさと交流館